資料請求リスト
0

DMP・DSP・SSPの違いは?それぞれの特徴、機能・関係性を解説!

DMP・DSP・SSPの違いは?それぞれの特徴、機能・関係性を解説!

DMPとDSP、SSPはそれぞれどのようなものなのでしょうか。いずれも広告出稿に関わるプラットフォームなので、区別がつかなくて困っていませんか。また、うまく活用してマーケティング効率を上げたい人も多いでしょう。

この記事では、DMP・DSP・SSPそれぞれの特徴と、相互の関係性を解説します。ぜひ理解して、マーケティングに活かしてください。

\ 無料で一括資料請求!/
目次

    DMP・DSP・SSPのそれぞれの機能

    DMP・DSP・SSPはそれぞれ役割の異なるプラットフォームです。ここでは、それぞれの特徴と機能についてわかりやすく解説します。

    DMPとは?マーケティングのためのデータ管理プラットフォーム

    DMPは「Data Management Platform(データマネジメントプラットフォーム)」の略で、ユーザーや顧客に関する多様なデータを蓄積・分析し、マーケティングに活用するためのプラットフォームです。

    主な機能は以下の3つです。

    • ●データ収集
    • ●データ分析
    • ●データ活用

    Webサイトのアクセス解析や顧客属性データなどを収集・分類し、ユーザーの興味関心の傾向を可視化します。その結果をもとに、例えば顧客ごとにメルマガを最適化するなど、One to Oneマーケティングが可能になります。オープンDMPであれば、他社のデータも活用できます。

    DSPとは?広告主のための広告配信プラットフォーム

    DSPは「Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)」の略で、広告主が配信先を最適化し、効率的に広告を出稿できるプラットフォームです。ユーザーの属性データをもとに、ターゲットにあった広告枠を自動的に選定・配信できます。

    従来のアドネットワークは、複数メディアの広告枠をまとめて提供する仕組みでしたが、広告主が出稿先を細かく指定できず、効率が悪いという課題がありました。

    DSPはこの課題を解決し、広告主が狙いたいユーザー属性に対してピンポイントでアプローチできる仕組みを提供しています。アドネットワークの一括配信の利便性と、ターゲティングの精度を両立させた広告配信が可能です。

    なお、アドネットワークは広告主目線の配信最適化ですが、SSPは広告枠提供者側の利益を最大化する仕組みであるという違いがあります。

    SSPとは?メディア運営者のための広告収益最大化プラットフォーム

    SSPは「Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)」の略で、広告枠をもつメディア運営者が、広告による収益を最大化するためのプラットフォームです。

    運営者はSSPにメディアを登録し、広告枠の販売条件(表示価格・対象広告主など)を設定します。その枠に対して、SSPはDSPを通じて広告主から提案を受け、最も条件にあった広告を自動で選定・配信します。

    SSPの仕組み

    SSPは複数のDSPからリアルタイムで広告提案を受け、最も収益性の高い広告を自動で選びます。このプロセスはRTB(Real Time Bidding/リアルタイム入札)と呼ばれ、ユーザーがページを開いた瞬間に、裏側で高速なオークションが行われています。

    SSPの特徴

    訪問ユーザーの属性情報を活用し、最適な広告を表示する点がSSPの強みです。多様なユーザーが訪れるメディアにおいて、手間なく最大の収益効果を得られます。

    DMP・DSP・SSPの関係性

    DMP・DSP・SSPはそれぞれ異なる役割をもっていますが、広告配信の場面では連携しながら機能しています。ここでは、3つのプラットフォームがどのように連携しているかを解説します。

    SSPとDSPは広告表示のやり取りをリアルタイムで行う

    SSPとDSPは、どの広告を表示するかをリアルタイムで調整しています。DSPは広告主の立場から「どのメディアに広告を出すべきか」を判断し、SSPはメディア運営者の立場から「どの広告を掲載すべきか」を選びます。

    やり取りの流れは以下のとおりです。

    • 1.SSPが、メディア訪問者の情報を連携している複数のDSPに送信
    • 2.各DSPが、その訪問者に最適だと判断した広告をSSPに提示
    • 3.SSPが提示された広告の中から、最も収益性の高いものを選んで表示

    この一連の処理は、ユーザーがWebサイトにアクセスしてから広告が表示されるまでのほんの一瞬の間に行われています。

    広告表示の仕組みは「RTB(リアルタイムビッディング)」

    前述のようなSSPとDSP間のやり取りを支える仕組みをRTBと呼びます。

    RTBは2010年にニューヨークで誕生し、日本では2011年から導入されました。広告主は低コストで最適な広告枠に出稿でき、メディア運営者は広告収益の最大化が可能。双方のニーズを満たす画期的な仕組みです。

    DMPはSSPとDSPの連携を支える存在

    DMPは、SSPとDSPのスムーズなやり取りを支援する役割を担っています。DSPが「このユーザーに広告を出すべきか」を判断するためには、できるだけ多くのユーザー情報が必要です。

    また、SSPにとってもユーザー情報が充実しているほど、DSP側から提案される広告の精度や数が高まり、収益の向上が期待できます。

    そこで重要となるのが、ユーザーの属性情報を蓄積・管理するDMPです。SSPとDSPは、DMPに蓄えられたデータを参照することで、広告のやり取りをより効果的かつ効率的に進められます。

    DMP・DSP・SSPの特徴を理解し、効率的なマーケティングを目指そう

    DMP・DSP・SSPは、それぞれ異なる役割を持ちながら、広告配信において連携する重要なプラットフォームです。役割を整理すると、次のようになります。

    • DMP:ユーザーデータを蓄積・一元管理し、DSPやSSPに情報を提供する
    • DSP:広告主の利益を最大化するために、最適な広告枠を選んで広告を出稿する
    • SSP:メディア運営者の収益を最大化するために、最適な広告を選んで掲載する

    この3つのプラットフォームが連携し、リアルタイムに広告を配信する仕組みが「RTB(Real Time Bidding)」です。DMP・DSP・SSPの役割を正しく理解することで、自社のマーケティングをより効率的に展開できるようになるでしょう。

    \ 無料で一括資料請求!/
    新NISAに関する実態調査アンケート

    アンケート回答者の中から毎月抽選で10名様に

    Amazonギフトカード1,000円分が当たる!

    電球

    ITトレンドMoneyみんなのおサイフ事情では

    「新NISAに関する実態調査」をしております。

    ぜひご協力ください。

    it-trend moneyロゴ
    新nisaアンケートロゴ
    \匿名OK!カンタン2分で完了/アンケートに答える
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「DMP・DSP・SSPの違いは?それぞれの特徴、機能・関係性を解説!」というテーマについて解説しています。DMP(Data Management Platform)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    DMP(Data Management Platform)の製品をまとめて資料請求